Insight Search Search Submit Sort by: Relevance Date Search Sort by RelevanceDate Order AscDesc Newsletter February 29, 2016 Risk Oversight vol.73 リスクマネジメントを確実に機能させる リスク監視に係る責任を果たす上での取締役会の基本的 な役割は、独立的なリスクマネジメントをしっかりと機能さ せることにあります。 以下では、そのための 5 つの基本的 な原則について考察します。 リスクとリスクマネジメント機能については一律に当てはまる解 決策は存在しないため、リスクを管理する方法は業種や組織 によって異なります。しかし、良い状況においても悪い状況に おいても、全ての組織内において効果的なリスクマネジメント の基礎となる5 つの相互に関連する原則が存在します。それ らの原則とは、リスクマネジメントの規律に対する一貫性、取締 役会の建設的な関与、リスクマネジメント機能の効果的な位置 付け、強固なリスクカルチャー、および適切なインセンティブです。 日本語版PDF 英語版PDF Newsletter January 31, 2016 Risk Oversight vol.72 取締役会はリスク委員会を設置すべきか 取締役会が設置するリスク委員会は万能薬でもなく、全て の企業に適した解決策でもありません。どのような状況で あれば、リスク委員会を設置するのが適切なのでしょうか。 どのような価値を、リスク委員会は取締役会の全体的なリ スク監視に係る責任に対してもたらすのでしょうか。また、 どのような組織構成がリスク委員会に求められるのでしょ うか。以下では、これらの問いや関連するトピックについて 考察を行います。 リスク監視とは、企業が重要なリスクを管理するためのプロセス を有しているか、また事業環境が変化する中でそのプロセスを 継続的に改善しているかを判断するために、取締役会が適用 するプロセスです。リスク監視を組織的に行う方法は複数存在 しますが、戦略や方針の監視に係る全体的な責任と同様、リス ク監視プロセスにおける全体的な責任は取締役会にあります。 日本語版PDF … Newsletter December 31, 2015 Risk Oversight vol.71 リスクマネジメント能力の成熟度を考える 「自社のリスクマネジメントの成熟度はどの程度か」、という 質問を投げかけられたことはあるでしょうか。少なくとも、こ の質問を聞いたことはあるのではないでしょうか。我々もこ の質問をよく耳にします。プロセスの成熟度が高まれば、有 効性がより高まることが推定されます。しかし、これが実際 に意味するところは何でしょうか。そして、成熟度という考え 方はリスクマネジメントにどのように適用されるのでしょうか。 効果的な全社的リスクマネジメント(ERM)は、最も重要なリスク への適時の対応を可能にします。リスクマネジメントのインフラ には以下の6 つの要素があります:(1)戦略・方針、(2)プロセス、(3)人と組織、(4)レポート、(5)方法論と前提、および(6)システ ムとデータ。効果的なリスク対応は、これら全ての要素を考慮に 入れます。 所与のリスク(または関連するリスクのグループ)… Newsletter December 12, 2022 Risk Oversight vol.155:デジタル・トランスフォーメーションにおける取締役会の役割を前進させる 企業とその取締役会は、ますますデジタル化する世の中で活動しています。すべての取締役は、CEOや企業内の他のリーダー、またはその他の取締役と戦略的な協議をするために十分なデジタルに対する理解を持つ必要があります。 Newsletter May 17, 2022 Risk Oversight vol.150:取締役会の技術に対する感度を確保する 現在展開されているエンタープライズソフトウェアの大部分は、アジャイル、DevOps、クラウドといった現代の概念がまだ存在していなかった時代に設計されました。企業は、マルチチャネルインターフェースのサポートやオンラインエコシステムの統合、継続的なビジネスプロセスの改善など、デジタルがもたらす課題に日々直面しています。 Newsletter December 13, 2021 Risk Oversight vol.145:役員室でデジタル投資に関する質問を決める 2020年代の10年において、あらゆる業界の優良企業とその取締役会は、技術的変化のペースが猛スピードで加速し続けることを認識しています。企業がデジタルトランスフォーメーションへの投資を行うにあたり、取締役会が検討すべきポイントについて解説します。 Newsletter February 19, 2019 Risk Oversight vol.106 : 労働環境のダイナミクスの監視 – テクノロジーの衝撃 人材確保はあらゆる組織の生命線です。一方で、正社員を中心とする従来型の労働力モデルは、大きな変革を迫られています。本資料では前号と本号の2回にわたり、チャールズ・ハンディのシャムロック型組織モデルに基づいて、これからの労働力モデルを考察しています。前号では、組織が必要とするスキルとスケールをどう確保するかを考察しましたが、本号ではデジタル時代のデジタルレイバーを考察します。 日本語版PDF 英語版PDF Newsletter April 12, 2023 The Bulletin人材戦略に求められる「新たな標準」 深刻な人材不足は、不確実な経済状況または景気減速のなかでも、世界の多くの業界や人材セグメントにおいて急速に拡大しており、取締役会や経営幹部にとって特に重要な懸念事項となっています。21世紀にふさわしい人材戦略、サステナブルな人材戦略を実現するために必要なアプローチをご紹介します。 Survey January 19, 2023 トップリスク2023および2032に関するエグゼクティブの視点 経営者や取締役会が将来起こりうる潜在的リスクをより的確に把握する手助けとなるよう、プロティビティとノースカロライナ州立大学のERMイニシアチブは、世界中の取締役会メンバーや経営幹部が現在考えているトップリスクに焦点を当てた本レポートをまとめました。 Newsletter October 16, 2019 解説:経済産業省公表「グループ・ガバナンス・システムに関する実務指針」について(第2回) 経済産業省は、2019年6月28日付で「グループ・ガバナンス・システムに関する実務指針」を公表しました。同指針は140ページ以上ものボリュームがあり、記載されている項目も網羅的で大変広範囲に亘っています。その超約と若干のコメントを掲載しております。こちらは第2回です。なお、同指針に示されている全ての項目を網羅しているわけではありませんので、ご了承下さい。 Load More